昨日は先生のコンサートだった。
先生はさらりと難しいことをやるので「ギターは簡単な楽器なのでは?」と思えてくる。
あれだけちょっとした動きでミスが見える楽器で、そう聞こえさせないって当然ながらさすが先生だな~。
それと先生の演奏を聞いていると、低音のリズムのそれによって醸し出される雰囲気の大切さが身にしみる。
曲目は、著名な映画『黒いオルフェ』の主題歌や佐藤弘和さんの小品、ウクレレ曲などだった。
今回のコンサートはソロ曲目もあるデュオコンサートだったので、相方の人がいた。
その方も先生として教えているだけあり、上手い!特にメロディやハイポジションの音が柔らかいのによく通る音だなと感じだ。
ただ、そんな中で思ったことは、ギターのスラーとトリルは難しいということである。
ここでいうスラーというのは、ハンマリングとプリング奏法。
スラーで弾かれた部分というのは右手でのタッチに比べると音が硬く、冷たく聞こえる。
日常的に練習しているときの自分のへっぽこ演奏では気にならないのだけれども…
上手い演奏の中で、他のメロディの音が柔らかく響いているフレーズの中に、スラーを使った部分が出てくるとかなり違和感を覚える。
そこだけ浮いて聞こえるというか、馴染めない音というか、どう形容すべきか分からないけれども異質。
フレーズとしてそもそも繋がっていない部分で、音質を変えるためにスラーを使っていたという可能性もあるけれども…
コンサートのあとは、同じく先生の生徒で、四重奏をしているメンバーの二人とサイゼリヤに行った。
別にコンサートの後でギターの話で大盛りあがり!というわけではなく、「年齢やばいよね」とか「今後誰か結婚していくかもしれないよね」といった他愛のない話をした。
たまにはこういうのも楽しいよね。サイゼリヤに8時間滞在はびっくりしたけどね。
レッスンの際にはじめてウクレレを持っていて、何を練習したほうがいいかを聞いた。
ギターの5フレットにカポがついている状態がウクレレのチューニングなので、特別並びがギターと違うというわけではないが、基本であるハ長調を弾く際の押さえるフレットが違う。
ギターと比べて練習曲があるわけでもないし、さらっとどのあたりにどの音があるか分かれば、取りあえずTAB譜でもいいんじゃない?とのことだった。
あとは、スウィングでのストロークの練習をした方がいいとのことだった。
確かにスウィングするとウクレレ曲っぽい!
ダウンストローク(拍の頭)はしっかり、アップストロークは軽めに弾く練習とコードを少しずつ覚えていくようにしていく。
ギターの方はエチュードとアンダルーサ。
どちらも音をつなげる!特にメロディ以外の部分もきっちり!
このことは先生によく言われるが、ゆっくりで練習しているうちはいいのだけれど、テンポを上げるにつれて、どうにも疎かになってしまう。
頭に入れながらコツコツやるしかないね。
来週は、ソルのエチュードも練習してきてほしいと言われたので練習する。
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