私は携帯用の音楽プレイヤーとして、長いことSONYのウォークマンを使っている。そのため、音楽ファイルの管理にずっと同社の「Music Center for PC」を使っていたんだけど、アルバム数が増えるにつれて挙動が遅い&不安定化。
そもそものタグ管理も不便だったり何かと使いづらかったので、「Music Bee」へ移行。結果的には、PC上での音楽再生、タグ管理の煩雑さ、重さすべて解消!!
ついでにと、長らくMP3の192kbpsで保存していた音楽ファイルをせっかくなら原音に近いファイルにしようと、flac拡張子ですべてCDの取り込み直し!!すべて取り込み直すのに数ヶ月掛かってしまった。
あんまり気にしたことなかったけど、flacとmp3 192kbpsを聴き比べてみると思っていた以上に明確に差があった(どっちを「よく」感じるかはどっちに慣れてるかの差もありそうだけど)。
軽い気持ちでMusic Beeへの移行を試しだけだったのに、音源ファイルの管理体制を根本から見直すという大変革になってしまった。笑
最終的にはNAS(ネットワークHDD)化する予定だけど、某ゲームのせいでPCを起動しっぱなしのことが多いので、とりあえずメインPCのSSDにネットワーク共有で他の端末からアクセスでいいかな!
Music Beeの特徴とカスタマイズ
調べて五万と出てくることを書くのは面倒なので省略し、移行して感じた利点やカスタマイズした内容を中心に記載。
どう音源ファイルを管理していくかは、次回に(未定)。
Music Center for PCの利点
もうMusic Centerを使おうとは思えないけど、Music Beeよりもいいなと思ったのは以下の2点。
ウォークマンへの直感的転送、管理がしやすい
これはウォークマンユーザーには便利だと思う!…がアルバム数が増えるに連れてMusic Centerの挙動が怪しくなるので、ある程度のアルバム数を超えると使いにくくなりそう。
ただ、USBとウォークマンを接続して転送するよりも、SDカードとPCを接続してSDに直接データを入れる方が私の環境では転送が速かったので、どのみちMusic Centerを挟んでは転送しない。
アートワークのjpgのベースラインファイルへの変更
アートワークとはウォークマン等で表示されるアルバムジャケット画像のこと。
上記の画像はすべてアートワーク登録済みだが、Disc 1アルバムのみベースライン形式で登録しているため、このアルバムだけアートワークが表示されている。
アートワークが埋め込まれていても、古い(?)ウォークマンはjpgのプログレッシブ形式ではアートワークが表示されないので、ベースライン形式に変更する必要がある。
Music Centerのアートワーク登録は登録時にこの処理を自動でしていてくれてると思われる。この点はおそらくMusic beeで自動でできないので、動作が重くなければMusic Centerと使い分けたいのだが…
Music Beeの利点
Music Center for PCの利点で挙げてないものは、基本的にMusic Beeに軍配!
音源ファイルやアルバムの管理、ファイルの検索性や動作の安定感…etc どれをとってもMusic Centerよりも使いやすく、個人の好みに合わせたカスタマイズ性まで!
無料でこの性能ってシンプルにすごい!!
ダウンロード→Music Bee(外部サイト) グーグル検索して窓の社あたりからダウンロードする方が日本語なのでわかりやすいかもしれない。
Music Beeの設定変更等
個人的に行った設定変更を備忘録も兼ねて。インストールやダウンロードは省略し、音源ファイルの管理や設定周りを中心に記載。
パネルの構成
右上あたりにあるレイアウの構成から
全体的なパネル配置や表示するものを変更できる。何をどこに置くのかは完全に好みなので私の現況だけ貼っているが、いろいろいじって試すに限る!!なかなか細く設定できるので大変便利。
ジャンルのカテゴリ分類
設定→タグ(2)→ジャンルのカテゴリ右にある設定から。「ソート: ジャンル」の時は :より左側が詳細なジャンル :より右側が大きい括りでのジャンルのカテゴリ
これを設定することでジャンルの表示を詳細なジャンルとジャンルのカテゴリをそれぞれで表示することができるようになる。入力時、:のあとに半角スペースが必要な点にだけ注意。
左は使っている個別のジャンル、右はジャンルのカテゴリで表示したもの
長くなりそうなのでジャンルの区分は次回の音源ファイル管理の方で書くつもりだけど、リッピングで自動入力されたジャンルを使うよりも、自分の持っているCDに合わせてジャンル分けした方が圧倒的に使いやすい!
特にウォークマン内は自分できちんと分けないとジャンル検索がまともに機能しないぐらいグチャグチャになってしまう。
ジャンルのカテゴリ分けの例
以前、中古CD・レコード屋でバイトしてたので、基本的にはその時使っていたものに近い区分にしている。ここで必要なのは、音楽ジャンル区分が正確であることではなく、自分で使いやすい(探しやすい)ということ。
そこに、個人的に重要で区分したいクラシックやDisc数が多くごちゃごちゃしがちなゲームサントラ系は独立した細かいジャンルに。
逆にメタルやテクノのCDはほとんど手持ちにないので、デスメタルだとかトランスだとか細かいジャンルは使っていない。
※以下はソート: ジャンルのカテゴリでの記載内容
J-ポップ: J-ポップ |
CDの取り込み
左は使っている個別のジャンル、右はジャンルのカテゴリで表示したもの
ここも細かい内容は次回の音源ファイル管理の方で…!私はすべてflacで取り込み直したので形式はflacに。
保存時の命名規則はアルバムアーティストとアルバムだけ。これは保存先を仮フォルダにしていて、ジャンル先ヘは手動で放り込むため。取得したアルバム情報を個人で使いやすいようにカスタマイズするのに、その都度いじるよりは一旦取得してからいじる方が楽だから!
特にDiscが複数枚あるものは、Discごとに記載形式がまちまちだったりすることが多く、タグだけじゃなくフォルダの修正・移動が必要なこともある。
AccurateRipを使うとCDが正確に読み取れているのかが確認できるので、傷が多かったり保存状況が悪いものの場合はこの機能を使うのもGOOD!
プログレスバーの調整
プログレスバー(再生バー)上で右クリックから(さらに詳細な設定はここからカスタマイズの項)
プログレスバー(再生バー)の表示内容の変更ができる。
Music Beeでは再生時用の他のプレイヤーもあるのだけど、他の作業をしている時にちらっとプログレスバーで情報確認ができるいうのが個人的に一番合ってたので、アルバム名、タイトル、トラック数等をプログレスバーに記載するようにしている。
私の表示形式は以下の通り。
<アルバム> – <アルバムアーティスト> <トラック番号> / <アルバムのトラック数> |
再生順・一括再生
導入直後に検索してもそれっぽいものが出てこなくて困ったものの備忘録。
私はCDを新たに買った時、新たに買った分のCDをまとめて聞く→個別にライナーを読みながらCDを聞くという順番を取っているので、一括で「今後のトラック」に入れる方法を探していた。
結論としては、
・アルバム選択後にエンターキーを押すと、その後に続くアルバムがすべて今後のトラックに入る。
・アルバム内の曲名の中でエンターキーを押した場合は、そのアルバム内の続きが今後のトラックに入る。
これ以外もスキンだったりいろいろカスタマイズできる内容はあるけど割愛。
ここまではMusic Bee便利だね!という内容で、次回の音源ファイル管理とウォークマンとの兼ね合いによる調整が重要(かもしれない)。
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