毎年7月末~お盆に資格試験+アマ向けギターコンクールがあるのだけど、今年はタイミングが8月の頭にほぼ被っていて一週のうちにすべてが終わるような怒涛の週が出てしまった。
コンクールのことを書くのを契機として、今年こそこのブログをギターブログにしようと企んでいたが、あれよこれよという間に一ヶ月笑
コンクールの方は先生にあとから聞いた話だと同率7位(欠場含み42人)だったようで、今まで一番よかった!入賞は1~4位なので、あともう一息…!
両先生にもお褒めの言葉をいただいたし、何にせよ無事に終わり一安心\(^o^)/練習でしないようなミスして焦ったけどね!!
自由曲で弾いたうちの1曲、ヴィラ=ロボス作曲『プレリュード第3番』。本番から一ヶ月ほとんど弾いてないので音のビビリとかミスもあるけど、現状の完璧録音を目指すのは、ギターブログ化する障壁にしかならないので練習の8割程度の完成度の録音でいいからとにかく数をこなしたい!
この曲を弾くにあたって、先生にこの間口を酸っぱく「音楽(サウンド)としていいかが大事」ということを言われていたので、徹底して楽譜通りに弾くということよりもこの事を意識しながら練習していた。
この曲には、副題に「バッハへのオマージュ」と付けられているので、横の流れが大事なのかな?後半部だけでなく、前半の和音が続く箇所も横に繋がっていてギターの指板を通して見ると同じ形のまま動いていたりしていて面白い。
話はそれるけど、バッハはクラシックを聞かない人でも実はいろんなところで耳にしている!
ゴルドベルク変奏曲 アリア
『サマーウォーズ』や直近だと『竜とそばかすの姫』の監督で知られる細田守の『時をかける少女』でこのアリアが使われていたり、
ヴィオラ・ダ・ガンバとチェンバロのソナタ
リチャード・リンクレイター監督の『ビフォア・サンライズ 恋人までの距離』では、この曲が使われていたり、たらりーん鼻から牛乳~(地域差ある?笑)で知られている原曲も実はバッハ(『トッカータとフーガニ短調』 )。
話はヴィラ=ロボスに戻るが、クラシックというと西洋イメージが強いけど、この人はブラジルの作曲家。ブラジルの音楽史を見ると必ず出てくるぐらいには重要な人!
ブラジルの民族的な作風とクラシックの融合みたいな感じ?国民楽派に入るのかしら?ジャズでもジャンルを跨いだクロスオーバーが1970年代にあったけど、それよりもうちょっと前の話。
一般的な西洋音楽史に出てくるような作曲家は、クラシックギター向けにほとんど曲を残していないが、ヴィラ=ロボスのギター曲はたくさんある。単純に多作家というのもあるのだろうし、地域的なものもあるのだと思う。
ボサ・ノヴァやフォルクローレといった南米出生の音楽ジャンルではギターがよく使われるし、地域的にギターの関わりが密接なので。
バーデン・パウエル ルイス・ボンファ『カーニバルの朝』
ボサ・ノヴァの有名人バーデン・パウエルの演奏。この曲は、ギリシャ神話を黒人キャストで再現した映画『黒いオルフェ』の主題歌。今の世の中じゃ作れなそう…。
すごい有名な曲なので、ジャンル問わずいろんな楽器で演奏されてる!
余談のさらに余談だけど、聖剣伝説3に出てくる名曲『powell』はこのバーデン・パウエルからタイトル名を取っていると聖剣伝説3 25thオーケストラCDのライナーに記載してあった。作曲家の菊田裕樹さんがバーデン・パウエルが好きだからとか!名曲よね~。
毎年毎年、このブログをギターブログにしとうしようと思ってはいるものの、いつまでも進展してないが今年こそ…
あと4ヶ月ぐらいしかないけど(._.)
とりあえずあと2回分は録画したので、あと2回はネタとして書ける!!笑
録音方法とかカメラ位置とか適当すぎるし、調整したいことはいくつかあるけど、とにかく続けることを最優先にしたい!!
それでも、せめて少しは片付けるぐらいするか…フロスのストック写ってるのはさすがにね…!
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