SUMMER/久石譲【ギター】

ジブリ曲で有名なみんな大好き久石譲の『SUMMER』!テレビで使われたりすることも多々あるので、久石譲が好きじゃなくても聞き覚えがあるかもしれない。
個人的に、ソロギターを始めたら弾きたくなっちゃう三大曲のうちのひとつだと思っている曲。残りは、『禁じられた遊び』と『戦場のメリークリスマス』。
原曲は、北野武監督映画『菊次郎の夏』で使わているが、実は私はこの映画を観たことがない…。困った時にはアマプラを頼りたいがプライム特典対象外、残念!でもちゃんと音源は持ってるよ!何ならレコードも持ってる。

今回はギターを始めて二年目ぐらいに弾いた楽譜を改めて使う。
原曲よりだいぶこじんまりしてるアレンジ。まぁ原曲と同じ尺にするとなると、リピート箇所も多いし余程細かいアレンジを施さない限り同じことの繰り返しばかりに聞こえそうな気はする。とはいっても、途中の間奏部みたいなパートが好きなのでそこはちょっと残念!

いざ弾き直してみると、意外と運指に無理があったり、思わぬところに音の繋がりがあったりすることに気がつく。私は大学在学中クラシックギターに触れるまでは楽器の経験は音楽の授業しかなかったので、当時は楽譜が読めずタブ譜で練習していた。今はタブ譜に頼らなくて済むようになったなったのでその恩恵を感じる。
よく「楽譜」と「タブ譜」どちらがいいかといった話が出るが、技術的にはタブ譜でも普通に上手くなると思う。でも、楽譜じゃないと見えない音の関係があるのは間違いないので、私は楽譜推奨派に鞍替え…!

前半でいきなり音ビビリ連発して、あ…って感じだけど、3回の録音で一番無難そうだったのでもうこれで…。
ちなみに、この「録音回数3回」というのは意識していること。完璧を目指して録音回数が増えると録音そのものが苦になるので、それを回避しようという魂胆である。

使った楽譜は、©FUJIPACIFIC MUSIC INC.のものだが、掲載時期が古い楽譜集だと同じ著作者でも楽譜が間違っている所がある(タブ譜は合ってる)。内容は、タブ譜上だと1-3-1(ドレド)が、楽譜上だとレミレになっている箇所があるというもの。
ソロ・ギター名曲50選は合ってる!

カポを2フレットに付ける指示があるので楽譜記載はハ長調だけど、実際に弾いているのはニ長調。
難しい楽譜ではないけど完璧に楽譜通りに弾こうと思うと音を残すのが物理的にきつい場所がいくつかあるので、そのあたりはある程度伸ばしたら切ってる。
コードも平易で難しいものは出てこないし、AmorGで始まったパートがハ長調のトニックであるCで終わるというとてもスタンダードな構成。
全体としても、主旋律にベース音かアルペジオでコードを付けているような楽譜なので複雑さはないが、低音がド→シ→ラとかソ→ファとか繋がっている箇所がある。こういった所が昔弾いた時は気が付かなかった場所!

こうして書いてみると何となくちゃんと練習していそうな雰囲気が出ているが、最近先生に楽譜のアナリーゼをすることを勧められているので、完全にその練習である笑
だから、つらつら書いてはみるものの、その内容が合っているのかはわからない!!

録音ストックがあと1になってしまったので、どこかで録音してギターブログ化を何とか継続したいね!

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