怒り図案書とオーガ図案書、どちらを使うか悩んでいるので、スキルと図案書の挙動を確認することにした。
妨害ビルドの場合怒りの方が広い範囲をカバーできるのは間違いないのだが、怒りじゃないとダメージが入らない相手って健康が高いことが多く、相手の回復量を考えると結局ダメージ入らないのよね…
それなら物理と健康全振り相手は火力出すことを諦めて妨害専念、知識や天使は妨害しつつオーガ図案書のダブクリで瞬間火力を底上げした方が役割を持ちやすいような気がしなくもない。
怒りだとある程度HPが減った知識に殴り勝つのも難しい…
オーガ図案書なら勝てるかと言われると分からないのだけども…
怒り図案書
スチールマルチレイン
怒り図案書未発動
35000+追加ダメージ17500
怒り図案書発動
164909+追加ダメージ82454
∴ 怒り図案書の判定は1打ごとで、熟練の戦術家の+50%追加ダメージにも怒り図案書の効果がある(怒り図案書の効果が追加ダメージにもあるというより、シンプルに本来のヒットダメージの50%が追加ダメージとして与えられるという処理か?)
怒り図案書未発動
106+追加ダメージ53
怒り図案書発動
551+275
「熟練の戦術家」パッシブの挙動は、スキルによって異なったりサイレント変更があったりしたので、念の為決闘でも確認したが追加ダメージの処理は同様のようだ。
エントラップメントピアシング
怒り図案書未発動
35000
怒り図案書発動
164909
∴ 怒り図案書の判定は攻撃1回ごと
ちなみに超越の書「魔力の暴走」の判定はこのスキルでも1打ごと。
ただし、白ダメ表記は平均化されるので、発動回数が分かりづらい。
ロージングストライク
怒り図案書未発動
3400程度
怒り図案書発動
133000程度
※MOBのレベルが同じじゃないのでダメージに若干のばらつきがある。
これは他のスキルと違い確信がもてない。エントラのように全打のダメージが同じではない。
本来の6打と追加ダメージの3打でそれぞれ怒り図案書の判定がされているのだろうか?ミニペットによる感電ダメージも考えたがエフェクトが出ていないので…?
オーガ図案書の挙動が追加ダメージ含めて攻撃1回分としてカウントされてそうだったのでこちらの処理に疑問をもったが、オーガ図案書に上書きしてしまったのですぐのすぐに再検証するのは…
エターナルプロジェクター
怒り図案書未発動
2177
怒り図案書発動
132086
∴ 怒り図案書の発動判定あり
エタナにも図案書の判定があることがわかる。
単純には他攻撃スキルとは別に自動攻撃が加わるので火力面でも恩恵があるスキルのはずだが、エタナに図案書効果が発動し、エントラ等メインの攻撃で図案書が発動しないという事態が考えられなくもない。
魔法強打と魔法致命打のようなそれぞれが干渉し合う仕組みではないので特段問題にはならなそうではあるが、局所的に、エタナではなくエントラに怒り図案書が発動すれば倒せたのに!!というシーンはおおいにありそうだ。
オーガ図案書
スチールマルチレイン
オーガ図案書未発動
35000+追加ダメージ17500
オーガ図案書発動
154154+追加ダメージ77077
∴ オーガ図案書の判定は1打ごとで、+50%効果をもつ追加ダメージにもオーガ図案書の効果がある
致命打が4回(うち2回は追加ダメージ)出ていて追加ダメージはオーガ図案書の致命打回数にカウントされないことがわかる。
ただし、複数体攻撃した場合2回連続で発動する致命打は同じ相手にではないようだ。
エントラップメントピアシング
オーガ図案書未発動
35000
オーガ図案書発動
154154
∴ オーガ図案書の判定は攻撃1回ごと
ロージングストライク
オーガ図案書未発動
35000
オーガ図案書発動
154154
∴ オーガ図案書の判定は攻撃1回ごと(追加ダメージも含む)
なぜか怒り図案書と挙動が異なる?
このスキルの致命打発生時に追加ダメージが表示されていないバグがあるので、そもそもきちんと検証することが困難か?
現状では次の攻撃もダブクリが発生するので、オーガ図案書の使用感はエントラに近いかもしれない。
こちらは複数ヒットするので、同じ相手にダブクリを続けて狙えないシーンもあるだろうが…
エターナルプロジェクター
オーガ図案書発動
154154
∴ オーガ図案書の発動判定あり
この攻撃もオーガ図案書のクリティカル2回に含まれることを確認。
そのため、このスキルを使っていなければ2回連続でエントラがダブクリのはずだが、エントラで1回ダブクリ+このスキルで1回ダブクリで計2回ダブクリという事態が起こる。
怒り図案書と比べてオーガ図案書の発動率は低いので、エタナにダブクリをもっていかれるのは状況によってはかなり痛いかもしれない。
その他のこのスキルのオーガ図案書発動時の特徴として、本来の攻撃スキルのクリティカルとその後のこのスキルのクリティカルがセットで起こるということがわかった。
ex.エタナ使用時のオーガ図案書のクリティカル
突きクリティカル→エタナクリティカル ○
突き白ダメ→エタナクリティカル ×
突きクリティカル→エタナ白ダメ ×
エタナがオーガ図案書クリティカルの始点にはならないといえる。
エタナとオーガの発動判定
突き(エタナ) | オーガ回数 | オーガ発動率 |
1000 | 147 | 14.7% |
※オーガ回数はクリティカル回数ではない。クリティカル回数はその倍。
エタナ使用時のオーガ図案書の発動率は、今回の検証では14.7%だった。
オーガ図案書の発動率は15%であるため、突きにもその後のエタナにもオーガ図案書の判定がそれぞれあると考えるのが自然かもしれない。
エタナがオーガ図案書の始点とならないため、
突き オーガ図案書判定 ○
エタナ オーガ図案書判定 ○
とオーガ図案書が連続で発動することが考えられるんので、オーガ図案書の発動率15%と乖離が出るのはないかとも思ったが、今回の検証だけみるとそれほどでもないようだ。
幸いにもエタナがオーガ図案書の始点とならないことが寄与しているのかもしれない。
オーガ図案書使用時にエタナを使用しても大きな問題にはならないのではないかと個人的には思う。
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