レッドストーン用仮想PC 設定編【RED STONE】

仮想PC・最適化

レッドストーンで複数アカウント同時にログインする方法として定番である仮想PC(仮想OS)。
引退と復帰を繰り返すたびに忘れるので、自分の備忘録も兼ねてまとめる。
ゲームでしか仮想PCを使わないので細かいことは知らない。
仮想PCの導入はこちら→レッドストーン用仮想PC 導入編【RED STONE】

目次

 

前提・導入環境

ホストOS(パソコン本体のOS):windows10 home
ゲストOS(仮想OCに入れるOS):windowsXP home
仮想PCソフト:VMware Workstation player以下の設定については、ゲストOSに用いているwindowsXPのものであるため、OSによって設定の仕方に差異がある。

ライセンス認証

画面右下に催促が表示されるので、そこから行う。
古いOSだとインターネットでの認証ができないかもしれない。
そうした場合は電話認証で認証することになる。
ちなみに、電話認証といっても直接電話でやり取りするわけではなく、宅急便の再配達電話のような感じで、数字の入力をするだけである。

プロダクトキーがない場合の取り扱い

XP 30日以内に登録しなかった場合、その後パソコンとして使えなくなる
7 登録を求める画面が頻繁に表示されるがパソコンとしては使える
10 画面右下に未認証であることが表示されるがパソコンとしては使える

 

スクリーンセーバーオフ

仮想PC上で画面がスクリーンセーバーに入り暗転すると不便なので、そうならないための設定。
スクリーンセーバーをオンにするにしても、ホストOS(パソコン本体)だけでいいと思う。

スクリーンセーバー変更の手順


左下スタートから、「コントロールパネル(C)」を開く。


「デスクトップの表示とテーマ」をクリック。


「スクリーンセーバーを選択する」クリック。


スクリーンセーバーを「なし」に変更し「OK」をクリック。

解像度変更・タスクバーを自動で隠す

2020.6.10のアップデートによって、ホストOS(パソコン本体)で起動するレッドストーンクライアントのサイズ変更が可能になった。
その際に併発した不具合なのか、仮想PCのウィンドウサイズが特定の数値になっていない場合に、仮想PC内のレッドストーン画面にタスクバーが乗ってしまうようになった。
この問題は解像度を800:600に設定することで解決する。
私は仮想PCのウィンドウは小さい方が邪魔でなくいいため試していないが、1024:768などもこの現象が起きないかもしれない。
ただし、あくまでもタスクバーがレッドストーン画面に乗ってしまい邪魔だというだけで、解像度が高い分には起動上の問題はないと思われる。
一方で、解像度が低いことには問題があり、仮想PCの解像度が800:600より小さいとレッドストーンクライアントが正しく起動しない。

解像度変更の手順


左下スタートから、「コントロールパネル(C)」を開く。


「デスクトップの表示とテーマ」をクリック。


「画面解像度を変更する」をクリック。


画面の解像度で任意のサイズを選択しOKをクリック。

そもそものVMwareのサイズを固定する方法もあるようだが、ネットで探したファイルに新たな文字列を入れる方法だと私はうまくいかなかった。
どうしても多数仮想PCを起動していると、誤って解像度を変えてしまうことがあるので、いちいちなおすことが面倒ならばタスクバーを自動で隠す設定も便利。

タスクバーを自動的に隠す手順


タスクバー(スタートの横の青い部分)で右クリック→「プロパティ(R)」をクリック→「タスクバーを自動的に隠す(U)」にチェックを入れる→「OK」をクリック

VMware toolsのインストール

これを入れないとホストOS(パソコン本体)からドラッグアンドドロップでファイルの移動ができない。
仮想PCでレッドストーン.exeをダウンロードすると、かなり時間がかかることがあるので、VMware toolsを入れておきホストOS(パソコン本体)からコピペすると便利。
インストールしていなければ仮想PC起動時にポップアップが出るので、そこからインストールする。

レッドストーン上での設定変更

レッドストーンクライアント上のシステムタブの設定変更。
仮想PCの複製をする場合は、複製前に先に設定しておいた方が手間が少なくていい。
一度レッドストーンを終了させないと、変更した設定が強制落ちした時にデフォルトに戻ってしまうので注意。

仮想PCの複製

複数台仮想PCを用意する予定の場合は、上記等の設定を終えてから複製することがオススメ
※複製元はシャットダウンしておかないと、複製した仮想PCがうまくネットに繋がらないかもしれない。うまくネットに繋がらない場合は再起動を試みること。

仮想PCの複製手順


VMwareの保存先(デフォルトの場合ドキュメント)Vitual Machines→コピーしたいフォルダを右クリックしてコピーアンドペースト


拡張子が.vmxのファイル(水色の四角が3つあるアイコン)を右クリックし「プログラムから開く(H)」を選択→別のプログラムを選択(C)→その他のアプリ→メモ帳を選択


Ctrl+Fを押したあとに「検索する文字列(N)」に「display」と入力し「次を検索」をクリック→任意の名前に変更→上書き保存
フォルダ名の変更もこのタイミング行う。
※いずれも見分けがつかず不便なだけで、名前を変更しなくても仮想PCとしての使用は可能


VMwareを起動し「仮想マシンを開く(O)」をクリック→右下のファイル種類をVMware 構成ファイル(*.vmx)に変更→拡張子が.vmxのファイル(水色の四角が3つあるアイコン)をクリック
コピー後初回の起動時に、コピーしたかどうかという表示がでるので「コピーしました」をクリックする。

仮想PCでレッドストーンをやる場合の小ネタ

仮想PCのサスペンド


仮想PCをシャットダウンせずに、右上×ボタンを押したあと「サスペンド(S)」をクリックすることで、その状態を維持したまま仮想PCを閉じることができる。
完全にRSでしか使わないパソコンであれば、VMwareを起動したまま休止状態にすると毎回VMwareを起動しなくていいので楽。

再起動時はサスペンド直前になるため、レッドストーンクライアントを立ち上げなおさなくてもゲームが開始できる。
ただし、バージョンが変わった時は新パッチを当てないとログインできないので、レッドストーンクライアントを再起動することが必要。

ログインとIPブロック

複数のアカウントを持つ人にはよく知られているが、「同じIPアドレスから1時間以内に10以上のアカウントでゲームにログイン」という上限を満たすとIPブロックがかけられる。
アカウント停止と異なり、公式サイトへのログインとスマホのテザリングのような別IPアドレスからのログインは可能なので、そこで判別ができる。

IPブロック時の対処

①ルーターの再起動
プロバイダー(ネット通信会社)によっては、ルーターを再起動することでIPアドレスが変わるため、ルーターを再起動することでログインできるようになることがある。
②公式サイトの連絡帳で報告
IPブロックされた旨を連絡することでブロックを解除しれくれる。
最近は対応が早いようで、平日であれば数時間以内に対処してくれることも。

レッドストーンクライアントのログイン限度数

仮想PCでなければあまり意識しないが、レッドストーンクライアントは立ち上げてから最大で9IDまでしかログインすることができない。
これはむやみにIPブロックをかけないようにするための設定だと思われる。

仮想PCだとサスペンドしがちで、レッドストーンクライアントを終了しないことがままあるので、同一回線の他のパソコンでログインできるが仮想PCでログインできないような状態に陥った時は、これを疑うといい。
解決法はシンプルで、レッドストーンクライアントを立ち上げなおすだけ。

仮想PCの導入はこちら→レッドストーン用仮想PC 導入編【RED STONE】

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